カスタムドメイン
Mirahezeでは、あなたのWikiにカスタムドメインを使用することができます。mywiki.miraheze.org(miraheze.orgの サブドメイン )を使用しなければならない代わりに、独自のドメイン(例:mywiki.com、wiki.domain.comなど)を使用することが可能です。詳しくは以下の手順をお読みください。
手順
カスタムドメインの設定は以下の4つの手順に従うことで簡単にできます。
1. ドメインを取得する。
- カスタムドメインを設定するには、ドメインを取得する必要があります。ドメインを購入できるお名前.comなどの評判の良いレジストラがたくさんあります。ドメインにお金を払いたくないですか?無料のドメインサービスについては、ここをクリックしてください。
2. Mirahezeに紐づける
- ドメインを取得したら、Mirahezeに紐づける必要があります。ネームサーバーをMirahezeに指定するか、Wikiで利用したいサブドメインのCNAMEレコードをmw-lb.miraheze.orgに設定することができます。
- ネームサーバをMirahezeに指定しますか?ns1.miraheze.orgとns2.miraheze.orgにネームサーバーを指定してください(方法が分からない場合は、ドメインレジストラに連絡して下さい)。
サブドメインをMirahezeに使用しますか?ご希望のサブドメイン(例:"wiki.")のCNAMEレコードにmw-lb.miraheze.orgを設定してください。
Note: DNSサーバーとしてCloudflareを使用している場合は、いくつかの設定を完了していないとサブドメインが正常に機能しません。詳しい設定方法については、ここで確認して下さい。
- どの方法を選べばよいですか?
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあります。
あなたがネームサーバーをMirahezeに指定した場合、 私たちMirahezeはあなたの手助けを必要とせずにDNSに関連する全ての項目を変更できます。また、この方法では、新しいDNSレコードを追加する必要が生じた度に私たちに追加を依頼する必要があります。ネームサーバーを指定する場合で、既にDNSレコードを設定している(例:www.があなたのウェブサイトに指定されている)場合は、私たちにそれらの追加を依頼する必要があります。この依頼をせずにネームサーバーを変更した場合、現在お使いのサブドメインが使用出来なくなります。DNSレコードを頻繁に変更する予定がなく、これらの変更をMirahezeが対応しても問題ない場合は、この方法を選択してください。
- サブドメインをMirahezeに使用した場合、すべてのDNSレコードはあなたの管理下のままです。しかし、必要なDNSレコードの設定をあなた自身で行う必要があります。
3. SSL証明書の提供元を選択する。
- Mirahezeでは、SSL/TLSを利用して、利用者のブラウザとMirahezeのサーバーとの通信を暗号化することで第三者に通信情報が盗み取られることを防いでいます。そのため、全てのカスタムドメインにおいて、SSL証明書を利用する必要があります。 お持ちのSSLサーバ証明書を私たちに提供するか(有料です)、全てを私たちMirahezeにまかせるか(この場合Let's Encryptを使用します。無料です)を選択できます。後者は、前者より簡単でMirahezeはおすすめしています。SSLがなにを意味し、どういうものであるのかわからない場合は、Let's Encryptを選択してください。
- 設定を任せる場合: あなたが作業することなく、選択されたサブドメインに対するSSL証明書(Let's Encryptを使用します)を私たちで作成し、自動的に更新することができます。あなたの作業は終わりました!
独自のSSL証明書を選択した場合: あなたが申請を送信した後、あなたのCSRリクエストを処理するシステム管理者が、CSRと秘密鍵(私達のサーバで使用するための)を生成した後、そのCSRをメールで送信します。あなたは、SSL証明書ベンダーにメールで受信したCSRを使用して、SSL証明書を生成するよう依頼してください。生成されたら、そのSSL証明書を私達にメールで送信する必要があります。これらが完了したら、私達はカスタムドメインをあなたのウィキに追加します。
4. 申請を作成する!
- 上記の手順が終わり、SSL証明書を誰が提供するかを決めたら、Phabricatorで申請をします。フォームでは、あなたのウィキの現在のサブドメイン、あなたが希望するドメイン、Let's Encryptを使用する(SSLの管理を私たちに任せる)かSSL証明書を自分で提供するか、のについて全ての項目を記入してください。
これらの手順について手助けが必要であったり、疑問があったりしますか?コミュニティ掲示板で質問してください。
Note for CloudFlare users
この section は、技術的な方針について説明しています。 このポリシーは、サイト信頼性エンジニアリングのメンバーによって設定された合意事項やガイドラインに従ったものです。すべてのSREメンバー、あるいは技術的な事柄に該当する場合はユーザは、このポリシーに従うべきです。提案はtalkページで行ってください。 |
Cloudflareの利用者はCloudflareのDDoS保護/オリジンIP保護を切らなくてはなりません。これは絶対です。 保護がオンになっていると、MirahezeはSSL証明書の申請を処理することができず、私達の内部システムにセキュリティの問題を含む問題を発生させることになります。 私たちのIPはすでに公開されているため、オリジンIP保護は必要ありません。また、ネットワークベンダーを通じてDDoS保護を受けています。
以下の手順に従って、CloudflareのDDoS/起源IP保護システムを無効にしてください。 ここでは、あなたがdash.cloudflare.comのダッシュボードを使用していることを想定しています。
- dash.cloudflare.comに行きます。
- ダッシュボード中の、あなたのドメインをクリックしてください。
- "DNS"に行ってください。
mw-lb.miraheze.org
をCNAME
エントリに追加してください。対象になっているクラウドはグレーで表示されているはずです。もしそれは黄色ならば、クリックしてグレーにしてください。
- "Add Record"をクリックしてください。結果は、最後の画像のようになります。
これが完了したら、上記の手順に戻ります。
上記の詳細なルールに従わないと、カスタムドメインがすぐに削除され、必要に応じてさらに制限が設定される可能性があることに注意してください。ご不明な点がございましたら、sremiraheze.orgまでもしくは、作成したPhabricatorタスクにてお問い合わせください。
FAQ
無料のドメインを利用するにはどんなサービスがありますか?
独自ドメインの料金を支払いたくない場合は、代わりに使用できる無料のドメインまたはサブドメインを提供するサービスがあります。ただし、全てのMirahezeのウィキでは自動的に無料でmiraheze.orgのサブドメインを取得します。
- 無料の(サブ)ドメイン提供者
URL構造を変更できますか?
Mirahezeは、ドメインルートからのページを提供しないように構成されていることに注意してください。例えば。ウィキがexample.miraheze.org
で、そのメインページの名前が「Welcome」の場合、URLはhttps://example.miraheze.org/Welcome
ですが、代わりに(https://example.miraheze.org/wiki/Welcome
(/wiki
に注意してください)ピース)。同様に、カスタムドメインを使用している場合でも、MirahezeはこのURL構造のページを提供します。したがって、example.org
を管理していて、Mirahezewikiがカスタムドメインを使用するように要求した場合。 wiki.example.org
の場合、「ようこそ」ページのURLはhttps://wiki.example.org/wiki/ようこそ
になります。
どのSSL証明書認証局が使用できますか?
Mirahezeは、Mozilla Firefoxのようなブラウザで受け入れられているSSL証明書認証局の大半を受け入れています。しかし、WoSignの証明書は受け付けていません。
Mirahezeカスタムドメインで現在使用されている認証局
以下は、現在カスタムドメインで使用されているSSL証明書認証局のリストです。これは、リストにない他の認証局を受け入れないという意味ではありません。
- Let's Encrypt - Mirahezeが管理しています。Let's Encrypt関連の全てのステップ(ネームサーバーの設定以外)は、Mirahezeのシステム管理者が実行します。
- Comodo
- Gandi
- GeoTrust
- GlobalSign
- GoDaddy
- RapidSSL